完工高の増加傾向が鮮明に

2011.11.25

国際会計基準に準拠した会計処理の変更が一段落したことなどから、特別損失の計上が大幅に減り、当期損益が好転する企業も増えた。ただ、次期の業績見通しは、競争激化や資材価格の高騰など先行きの不透明感から、慎重な見方が強い。特に土木工事利益率はさらに拡大傾向が鮮明、民間建築、海外へ注力大手・準大手ゼネコンの完成工事高(単体)を過去3年の推移で分析した。3年間を通して業績が右肩上がりに推移しているのは31社中9社の約3割。

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例えば、大手5社では清水建設が2004年度業績で前年度を下回ったものの、それ以外はいずれも拡大傾向にある。前年度の実績より下回った企業数が04年度に13社、05年度に9社となっていることからも、完工高の増加傾向が鮮明になりつつある。