毎月の返済額を引下げる

2011.11.19

借換えの3つ目の目的として挙げられるのは、「現在の毎月の返済額を引下げる」ことです。子供の教育資金がかかるようになったことで家計の支出が増えた、あるいは、残業代が削減されたり、転職をした、妻が仕事を辞めた、などの理由で収入が減った場合などに、こうした借換えのニーズが発生します。場合によっては、変動金利制や固定金利選択制などで借りていて、金利見直し後の返済がきつくなった……という人も、「毎月の返済額を減らす」ための借換えを希望することがあります。

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現在のローン残高200万円、残返済期間は20年。10年固定金利選択制で借りていて、現在7年目にあたる人のケースです。固定期間はあと3年あるのですが、家計の変化で毎月の返済額がきつくなってしまい、すぐにも返済額を引下げたいという希望です。右下が、借換え実行後です。3年固定金利選択制、金利1%の住宅ローンに借換えました。通常、元のローンの残返済期間を延ばして新たなローンを組むことはできません(一部例外商品もあります)。そのため、期間20年でシミュレーションしています。借換えコストとして50万円はかかるものの、借換えの結果、返済額は月9万1979円となり、2.4万円のダウンとなり、家計は当面はだいぶラクになります。ただし、この借換えは、あくまでも一時しのぎにすぎず、このケースだと4年目に金利変動があることは忘れてはいけません。その間に、収入アップを図るなどで金利変動の影響に対する改善策をとっておかなければ、先々住宅ローン返済に追われて立ち行かなくなる可能性もあるので注意しましょう。