大きな地震に遭遇した人はしばしば「下から突き上げるような力がかかった」と言います。激しい「横揺れ」の合間に「縦揺れ」を感じたというのです。「地震がもたらす力」には「横揺れ」と「縦揺れ」があり、「上下動を感じる」人がいても不思議ではありません。「地震の力」は加速度(ガル)で表現されますか。問題は横と縦の方向に働く加速度のどちらがより建造物に重大な影響を与えるかなのです。その答えは「横揺れ」、すなわち
なぜ、「重い家」が「強い」とは限らないのか... の続きを読む
多くのハウスメーカーの決算は3月です。ハウスメーカーはこの決算期までに、受注・売上をなんとか事業計画に合わせようと、追い込みをかけることになります。営業段階では3月決算期に合わせて受注計画を追い込みますが、売上計画も同じように3月の完成引き渡しに向けて追い込むのです。つまりハウスメーカー側の都合で3月引き渡しが集中することになります。3月に引き渡しをするためには、たとえば標準工期が4カ月の場合、遅
ハウスメーカー決算月の引き渡しは避けたほうが無難... の続きを読む
エコロジーとは、一言でいって、人間も生物の一員であることを省みることです。しかし、川を守れ、山を汚すな、道路をつくるな……といった意見をよく耳にしますが、住宅そのものをエコロジー的にとらえなおそうという声は、ふしぎなことにあまり聞いたことがありません。地球上の生物は死ねばかならずゴミになりますが、実際には、そのゴミは土のなかにいるバクテリアによって分解され、炭酸ガスと水と肥料になります。水(水蒸気
成長した頃に寿命になる... の続きを読む
町の不動産屋の張り紙を覗く必要があります。地元はやはりいい物件を持っている場合がありますから、なかに入って利用して損はありません。ただ問題は、表のガラス窓とかウィンドウに張り出してあるモノが本当にあると思い込んで、「あの張り紙の物件を見たいんですが」と、入っていっても、まずその物件はありません。あれは客をひくためのオトリか、そうでなければもう売れてしまった過去の物件です。不動産屋のほうも心得ていて
不動産屋の物件の張り紙はオトリ... の続きを読む
住宅の見積りは、「おたくはいくら?」などとできあいのモノの値段を聞くようなわけにはいきません。注文住宅の工事費は、敷地条件や、設計、材料によって全部違ってきますから、見積ってもらうには、それらの条件や要望を業者に伝えて、プラン(簡単な設計図)と一緒に出してもらわなければなりません。これで初めて「この会社に頼めば、こんな設計でこんな値段になるのか」ということがわかるわけです。モデルハウスを見ただけで
見積りを1つしかとらないのは下手なやり方... の続きを読む
高温多湿の夏向きに開放的だった日本の住宅は、いまや開放とは正反対の密閉工法になっています。そこからいろいろな問題が生じているのですが、抜本的な対策を講じていないのが実態です。たとえば基礎も、一部に換気口を確保した以外は密閉してしまいましたが、この換気口が床下の換気に役立っていないのです。先にご説明したように、現在の日本の住宅は壁の中に空洞があり、この空洞によって家の中の空気は床下から小屋裏までがひ
無用の長物でしかない床下換気口... の続きを読む
家に関する費用というと、新築や改築にかかる費用のことしか考えない人が多いようです。しかし、家は建てればそれで終わりというものではありません。家としての機能や美観を保ち、気持ちよく住みつづけるためには、メンテナンスが必要になってきますが、このメンテナンスには当然、費用がかかります。住宅にかかるコストには、取得時の費用だけでなく、このメンテナンス費用も計上しなければなりません。ですから、建設費そのもの
ローコスト住宅は、ほんとうに安いのか... の続きを読む
昭和30年代前半、家庭電化製品を中心とした耐久消費財が急速に普及し、なかでも庶民にとって、電気洗濯機、電気冷職庫、そして白黒テレビが「三種の神器」と呼ばれ、高根の花と憧れをかきたてました。その後急速に各家庭に普及し、私たちの暮らしを大きく変えたことは、改めて言うまでもありません。「三種の神器」は、主婦の家事軽減に大きな役割を果たしましたが、娯楽性が高く、一方通行のメディアであるテレビは、家族団欒風
家族コミュニケーションを現していたものとは... の続きを読む
電気温水器を選ぶ時に大きなポイントになるのはタンクの容量です。一応選定の目安になる人数と容量を表にしておきましたので、これからのライフサイクルの変化を考慮して選ぶことです。電気温水器は、設置場所別にも機種が分かれていて、屋内設置、屋内・軒下兼用、屋外設置(防雨)の三タイプあります。燃焼方式ではないため空気を汚すことはないので、屋内に設置しても問題ありません。マンションなどでは、屋内に電気温水器を設
電気温水器を選ぶポイント... の続きを読む
地価が今後どう長期的に推移していくのかということをみる場合、もう一つの重要な要素は景気が全体としてどう変化していくかという点である。もし当分の間好景気が続くとすれば、地価も1度下がったあと、再び上昇していくであろう。逆に、もし景気が大きく落ち込むことがあると、地価はさらに値下がりする可能性がある。もしかつてのオイルショックのように、GNPがマイナスになるような激変に遭遇すると、全国的に地価は値下が
地価が今後どう長期的に推移していくのか?... の続きを読む